カルスト洞窟 · ヴォー州
Grottes de Vallorbe
地下を流れるオルブ川が刻んだ洞窟網。ヴォー・ジュラの袋小路の谷の奥にあり、1974年から一般に公開されている。
ヴァロルブの洞窟は、オルブ川が石灰岩から再び姿を現す場所、ヴォー・ジュラの袋小路の谷の奥に口を開く。川はジュー湖を離れ、割れ目の多い岩体に沈み、4.8キロメートル先のヴァロルブで再び現れる。その間、地下の流路は直線距離で2,980メートル、落差は228メートルに達する。整備された入口は標高750メートル、湧水口は776メートルにある。訪れる者は水の道をたどらず、掘削されたトンネルを通る。トンネルは地下湖の上に出て、そこから十メートルほど下によみがえったオルブ川が流れている。
公開されている見学路は既知の延長のおよそ三分の一を占め、所要はおよそ一時間である。天井から崩落した岩塊が積み重なってできたグランド・サルを横切る。片側には重い鍾乳石が垂れ、反対側には方解石とムーンミルクの層が伝い落ちる。別の場所では石筍が皿を重ねたように積み上がり、細く半透明のストロー鍾乳石が天井から下がる。入口の近くでは、岩を掘り抜いた四つの空間が1992年からトレゾール・デ・フェを収め、250点を超える鉱物が並ぶ。
自然の通路から山に入り込めた者はいなかった。最初に入ったのは湧水口そのものからである。1893年、重量潜水服の潜水士が十一メートルまで降り、坑道がさらに続いていることを確かめた。サイフォンを越え、小さな地下湖に達し、乾いた洞窟網への道を開くには、自給式潜水器が使われる1961年を待たねばならなかった。1974年に洞窟は最初の見学者を迎えたが、探査は終わっていない。2015年の時点で、最も奥まで達した地点はブルネ湖からなお800メートル手前にあり、洞窟学者たちはそこを目指している。
この場所が特別な理由
ここで見学するのは一本の川の道のりである。オルブ川はジュラの石灰岩に入り、4.8キロメートル先まで地表に戻らない。整備された見学路はその地下の行程の一部に沿っている。しかもこの洞窟は、徒歩より先に水を通って到達された——1893年の重量潜水、1961年の自給式潜水、1974年の一般公開——そして図面はなお未完である。2015年、洞窟学者たちはブルネ湖まであと800メートルのところにいた。
歴史と成り立ち
坑道が開いた石灰岩は、当時この地方を覆っていた浅い海の底に堆積した。アルプスとジュラの隆起にともない、この海はおよそ700万年前に最終的に退いた。洞窟の推定される成因も同じ時期、鮮新世の初めに置かれている。呼び名に反して、この湧水はヴォクリューズ型の泉ではない。谷の奥に積み重なったモレーンの岩塊と崩落堆積物が坑道の下部をふさぎ、水を上へ押し上げているためである。
見どころと過ごし方
- 地底湖の上、地上に戻ったオルブ川からおよそ10メートル上に通じる、掘削されたトンネルをたどる。
- 天井から崩落した岩塊によって生まれた「大広間(グランド・サル)」を、鍾乳石と方解石の流れとともに通り抜ける。
- 皿を積み重ねたような石筍と、天井にある細く透き通ったストロー状の鍾乳石を観察する。
- 入口付近の四つの壁龕に1992年から展示されている、250種を超える鉱物コレクション「妖精の宝物(トレゾール・デ・フェ)」の前で立ち止まる。
家族で訪れる際に知っておくこと
- 洞窟内の気温は一年を通じて低く、8度から11度の間で保たれ、湿度は飽和に近い。
カップルで楽しむ
- ジュラの石灰岩の中に姿を消し、4.8キロ先でようやく再び現れるオルブ川の地下水路をたどる。
- 天井の崩落から生まれた、方解石とムーンミルクの流れを持つ「大広間」を鑑賞する。
- 250種を超える鉱物コレクション「妖精の宝物」の展示ケースの前で立ち止まる。
洞内の気温は一年を通して低く、8度から11度の範囲にとどまり、湿度は飽和に近い。外の季節にかかわらず、見学は寒さの中で行われる。
地下を流れるオルブ川の流量は、渇水期の毎秒2立方メートルから、例外的な出水時の毎秒80立方メートルまで変わる。整備された見学路の外側は、洞窟探検と洞窟潜水の領域であり、散策の場ではない。
所在地
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